浴室リフォームを決意、どんな補助金が使える? 「省エネリフォーム」に関する補助金は多い
さて、子育てエコホーム支援事業は、住宅の新築では、子育て世帯(18歳未満の子を有する子育て世帯または夫婦のいずれかが39歳以下の若者夫婦世帯)のみが補助金の対象になる。
しかし、リフォームに関しては子育て世帯でなくても補助金の対象になるのだ。だれでも定められたリフォームをすれば補助金(原則20万円)の対象となり、子育て世帯であれば補助額の上限が増える(原則30万円)という特典がある。
※補助額の上限は、一定の条件を満たした場合に上乗せがあり、子育て世帯は最大で60万円、その他の世帯では最大で30万円となる。
対象となる工事、実際の試算例は?
また、エコホームというからには、省エネに資するリフォームが対象だ。必須工事は3つあり、筆者が行う浴室のリフォームは、高断熱浴槽が「必須工事3.エコ住宅設備の設置」に該当する。必須工事と同時に行うその他の工事も、補助金の対象になるものがあり、組み合わせて使える点もメリットだ。
わが家の場合は、高断熱浴槽で3万円の補助金となるが、節湯水栓や浴室乾燥機、手すりの設置、段差解消で、合わせて7万円の補助金と試算された。
ただし、登録された事業者と工事請負契約を結ぶこと、補助額が5万円以上になることなどの条件があるうえ、期限もあるので、細かい点に注意を払う必要がある。
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