冷凍ブロッコリー 140g
キャノーラ油 大さじ1
にんにく 1片
赤唐辛子 1/2本
エクストラバージンオリーブオイル 小さじ1
塩 ひとつまみ
冷凍ブロッコリーは事前に加熱されているので、自然解凍でも食べること自体は可能ですが、緩慢解凍にともなって氷結晶が大きくなり、細胞が壊れるため、水っぽくなりがち。そのため、おすすめしません。
では、レンジ解凍はどうでしょうか。電子レンジは凍った食品を加熱するのは苦手。加熱時間がかかるので、やはり適切ではありません。
おすすめの調理法は凍ったまま、一気に加熱すること。今回は蓋ができる鍋で油を使って加熱しましょう。余計な水分が飛び、味が濃縮します。
蓋ができるフライパンか鍋に、キャノーラ油と皮を剥いて潰したにんにくを入れ、中火にかけます。泡が出てきたら弱火に落とし、うっすらと色づくまで加熱を続けましょう。オリーブオイルを使ってもいいのですが、今回はコストを考慮し、キャノーラ油を使用しています。
ここで植物性の油について復習しておきましょう。植物油は一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸、オメガ6系の多価不飽和脂肪酸であるリノール酸、オメガ3系の多価不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸で構成され、
一方、オリーブオイルにはコストが高いという側面もあります。そこで代用として挙げられるのがキャノーラ油です。
キャノーラ油は一般的なサラダ油の主原料の一つですが、オレイン酸の割合が65%と比較的高く、加熱に強いからです。ただし、キャノーラ油にはオリーブオイルの香りはありません。ここでは仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを振りかけることでそれを補っています。
にんにくが色づいてきたら赤唐辛子、凍ったままの冷凍ブロッコリーを一気に投入します。
蓋をして4分加熱します。
4分経ったら蓋を開け、火加減を中火に戻して、ブロッコリーを裏返しながら1〜2分ほど加熱します。にんにくは焦げやすいのでブロッコリーのうえに避難させましょう。好みですがほんのりと焦げ目をつけてもおいしいです。火が通ったら塩ひとつまみで味付けします。
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