──学習の進捗管理やキャリア支援などはどうするのですか。
通信制のN高、S高で取り入れてきた、「ZEN Study(旧N予備校)」という学習システムを大学にも導入する。学習の様子やデータを教職員が共有する。
学生サポート体制は充実している。担任の役割を果たすクラス・コーチ、勉強の支援をするアカデミック・アドバイザー、キャリア支援をするキャリア・アドバイザーと3種類のサポーターがいる。
アカデミック・アドバイザーは大学院での学位取得者や就業経験者などを4年間で300人以上採用したい。アカデミック・アドバイザーのほかに、大学院生のTA(Teaching Assistant)をつける予定だ。
学問として興味がある場合もあれば、将来の進路や職業を意識して科目を選択する場合もある。それを実現するためにはこれを選ぶとよいといったことをサポーターたちが提案・助言する体制でやりたい。高校時代までで不足している知識があれば、それに対するフォローもサポーターやZEN Studyの活用で可能になる。
サポーターを充実させることで、教員の研究時間の確保もできる。
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