霜降り明星・粗品の毒舌に覚える「嫌悪感の正体」 アンチコメントが殺到している「3つの理由」
宮迫さんは18日に配信された動画の中で、「こんな完全に干された弱り切った54歳をいじめるのはやめたほうがいい。もっと強い、なんか生き生きした人たちにぶつかるのがいいんだよ。そういうのやめてください。頑張って生きています」と弱々しく語っていました。これはまさにいじめられた人の言葉に見えます。
粗品さんに限らずネット上では「悪口を言えば再生回数が伸びる、悪口を書けばPVが取れる」という風潮があります。それを多くの人々が知っていて、「みんなが見るから良くない。みんなが見ない世の中にしたほうがいい。でも、できないだろう……」という後ろ向きな感覚も嫌悪感につながっているのかもしれません。
「後出しコメント」が増えてきた
粗品さんに対する風当たりが強くなった2つ目の理由は、自分にとって都合のいい後出しの発言が増えてきたから。
粗品さんは宮迫さんを攻撃したことについて千原せいじさんのYouTubeチャンネルで、「闇営業問題のときに恨みがある」「CMが2本くらい飛んで仕事がなくなった」などと明かしていました。また、木村拓哉さんに対しても「あいさつしたときに無視された」「めちゃくちゃ腹立つ」などと語っています。
その真偽こそわかりませんが、世間の印象はおおむね「それなら仕方ない」ではなく、「暴言の言い訳」でした。批判を受けたあとに発言したことから理解を得られていませんし、「もし恨み言があったとしても、公然の場で一方的に攻撃していい」というわけではないでしょう。
また、もし粗品さんの言う通り「すべてがコント」なら、「後出しのコメントもその一部」ということになりますが、笑いにはつながっていなかったように見えます。
後出しコメントをした際に発した「そういう芸風で最近は。良いの見つけたと思って」「あんま言ってる人おらんなって」というコメントからは、「みんな言わないことを言うから面白いし、希少価値がある」という意識が透けて見えました。
ただ、それを面白いと感じさせられるのは、主に巨大組織や大物有名人などのアンタッチャブルな相手に対するものでしょう。ネガティブな状況の人に追い打ちをかける必要性はなく、少なくとも「あえて聞きたいことではない」と感じる人が多いから、風当たりが強くなっているように見えます。
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