ゴルフ・パリ五輪かけた「女子の闘い」が熱すぎる! 笹生は当確、残る1枠は古江、畑岡、山下の誰?
時間計測について誰がどのようにするか、現実的に運用可能な環境を整備することが重要で、その点が曖昧
2.違反の指摘と処分のタイミングについて
プレーを訂正できないタイミングでの指摘についての課題提言
3.映像の検証について
映像による検証を行うのであれば、あらゆるケースで実施できるようにすべきで、できないのであれば、選手、同伴競技者、ルールズの間で解決すべき
ルールを統括する全米ゴルフ協会(USGA)、英国ゴルフ協会(R&A)で議論されることを期待したい。
でも、なぜ球の捜索時間は3分間なのか。
日本ゴルフ協会(JGA)の規則担当に聞いたところ、スロープレーを防止することが目的とのこと。ゴルフの規則上、球の捜索時間を初めて採用したのは、1783年のアバティーンゴルフクラブの規則で、捜索時間は5分間だった。1891年に球の捜索時間に関する規則は5分間に統一され、2019年に現在の3分間に改訂された。
女子の日本代表が決まるのは、6月20日から4日間に渡って開催されるメジャー大会、KPMG全米女子プロゴルフ選手権の終了時点のオリンピックランキングだ。
この大会は、男子プロの全米プロゴルフ選手権の姉妹大会で、2015年から世界的な監査法人KPMGがスポンサーとなった。ほかのLPGAメジャーはアマチュアゴルファーの出場が可能だが、この大会はプロ限定で、1977年に樋口久子が日本人として初めてメジャーで優勝を飾った大会でもある。
最終戦、古江と畑岡、山下が揃って出場
この試合では、現在2番手争いをしている古江と畑岡、山下が揃って出場する。
古江と畑岡、山下のポイント差は、僅差だ。優勝はもちろん狙うわけだが、パリオリンピックのことを考えると、他の選手より上位で終えることが絶対条件となる。さらに、優勝すれば、岩井明愛(36位)や竹田麗央(42位)、岩井千怜(47位)らの可能性もゼロではない。
6月20日からの4日間、誰が上位にくるか、だれが代表選手になるのか。最後の最後まで目が離せない。
五輪代表の選定が最終戦までもつれるのは、それだけ日本女子ゴルフのレベルが上がった証拠でもあるといえよう。特に女子は世界と日本の差がない。誰が代表になっても、東京五輪の銀メダルを獲った稲見萌寧に続き、メダルを期待したい。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら