人間関係が悪い会社で身を守るサバイバル術 離職率が低い会社は「不満」を言いやすい環境

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そんなときは、冗談っぽく相手の本音を代弁するのが有効です。「通りにくかったですね! 気づかずに失礼しました!」とか「早くどけよ! って感じですよね?(笑)」みたいに冗談っぽく相手の本音を代弁すると、相手も「察してくれた」と感じ、笑うなど緊張が緩み、過剰に反抗しなくなります。

「はっきり言ってもいいんだ!」と安心してもらう

上級者向けですが、質問するという方法もあります。休みの申請をしたら、ため息をつかれた場合、「それは、その日は休まないでほしいということでしょうか?」と質問するのです。

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「それは、〇〇してほしいということでしょうか?」と相手の本音を言い当ててみるのも、相手がストレートにモノを言う練習になるので効果的です。

そうすることで、相手が「はっきり言ってもいいんだ!」と安心して、次回からストレートな表現方法になることがあります。

ただし、「なんですか、その態度。なんか文句があるんですか?」と喧嘩腰に、あいまいに指摘するのはNGです。

最後に、仕事の締め切りをわざと守らないなど妨害に当たる行為があった場合。「次回、このように期日が守れなかったら、担当を変わってもらいます」など、限度を提示して、受動攻撃を許さない姿勢も大切です。

藤本 梨恵子 キャリアコンサルタント

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ふじもと りえこ / Rieko Fujimoto

キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、カラーセラーセラピスト、NLPマスタープラクティショナー。10年以上デザイナーを経験。「幸せな生き方とはなにか?」を考え、本格的にキャリアカウンセリングや心理学を学ぶ。学んだ内容を基に講座や講演を実施。講演回数は2000回を超え、婚活から就活まで相談者数は1万人を超えている。著書に『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』『なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣』『なぜか惹かれる人の話し方 100の習慣』(明日香出版社)、『いつもよりラクに生きられる50の習慣』(かんき出版)がある。

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