人間関係が悪い会社で身を守るサバイバル術 離職率が低い会社は「不満」を言いやすい環境
そこで、ネガティブな感情を吐き出させてあげると、そもそもいじわるな受動攻撃に走らなくなります。
たとえば、普段から「何かあれば、いつでも相談してくださいね」「先輩の苦労話を聞きたいです!」と声をかけ、愚痴や本音を話せる環境をつくるのが効果的です。
また、もしあなたが会社に働きかけられるなら、意見が言いやすい仕組みをつくるのも効果的です。
ある企業では「困りごとや不満を紙に書いて箱に入れてもらい、必要に応じて上司が対処する」という取り組みをしたそうです。結果、たったこれだけで受動攻撃が減り、退職者まで減少したといいます。
そこまではムリなら、定期的な個別のミーティングで本音で話せる環境をつくることもオススメです。仕事をわざと遅らせるような妨害は、仕事の締め切りや手順、報告・連絡・相談のタイミングなどを事前に細かく指示し、確認すると、ある程度防ぐことができます。
冗談っぽく相手の本音を代弁する
廊下であなたが同僚と立ち話をしていると後ろから、書類を運んでる相手が、ムッとしながら「邪魔!」と言ってきたとします。相手はただ通りたいだけですよね?
本当はそんな言い方で受動攻撃をしなくても、「書類を運んでいるので、道をあけてください」とお願いしてくれれば済むことです。ところが、「こっちは重い書類持ってるんだから、察して、さっさとどきなさいよ!」という本音が隠されているからキツい言い方になるんです。
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