実写「ワンピース」年間1位"びっくり!の凄さ" 「ウィッチャー」「ザ・クラウン」抑えぶっちぎり

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「今際の国のアリス」
山﨑賢人(右)と土屋太鳳W主演の「今際の国のアリス」はNetflix日本発作品の中で最も視聴された作品だ(画像:Netflix)

今年に入り、また新たな成功例も作られています。北条司原作の実写版「シティーハンター」です。原作ファンでもある鈴木亮平を主演に理想的と言える実写化が実現しました。4月25日にNetflixで全世界配信されると、公式「週間グローバルTOP10(非英語映画)」(4/22〜28)で初登場1位を記録、これまでにフランス、韓国、香港、ブラジルを含む世界50の国と地域で週間TOP10入りを果たしています。

「シティーハンター」
鈴木亮平主演の実写版「シティーハンター」は公式「週間グローバルTOP10(非英語映画)」で初登場1位を記録した成功例の1つである(画像:Netflix)

「残念な実写版」が作られてきた

これまで漫画アニメの実写化は駄作のレッテルが貼られることが少なくありませんでした。このたびの「セクシー田中さん」のような問題も起こっています。個々にさまざまな要因がありますが、広くは予算や技術の限界、そして映像化するメディアとの相性の悪さから残念な実写版が作られてしまっていました。

そんななか、「ONE PIECE」をはじめとするNetflixの成功例は、原作側と映像化する側、原作ファンと新たなファンそれぞれの条件が一致し、導き出されたのだと思います。

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長谷川 朋子 コラムニスト

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はせがわ ともこ / Tomoko Hasegawa

メディア/テレビ業界ジャーナリスト。国内外のドラマ、バラエティ、ドキュメンタリー番組制作事情をテーマに、テレビビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。最も得意とする分野は番組コンテンツの海外流通ビジネス。フランス・カンヌで開催される世界最大規模の映像コンテンツ見本市MIP現地取材を約10年にわたって重ね、日本人ジャーナリストとしてはこの分野におけるオーソリティとして活動。業界で権威ある「ATP賞テレビグランプリ」の「総務大臣賞」の審査員や、業界セミナー講師、札幌市による行政支援プロジェクトのファシリテーターなども務める。著書は「Netflix戦略と流儀」(中公新書ラクレ)。

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