中高生から「英検の勉強」はもはや遅い"理由3つ" 英語早期教育で、難易度高い級を取る子も増加

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3つ目は、「英語を勉強する時間」の問題です。

これもよくある話なのですが、中高生になると、ほかの勉強との兼ね合いや部活動もあって、なかなか英検の勉強に時間を割くことができません。

例えば、「学校が忙しいから」とか、「部活が忙しいから」、「学校の宿題が多いから」などといった理由で、英検のための勉強に時間をかけない子・かけられない子も多いのです。

小学生の場合は、あまりそのケースはなく、一度英語学習にハマってしまえば、何時間もずっと勉強する、という子どもたちが多いです。

以上のように、幼いうちから挑戦するほうが、英検に合格できる可能性は高まります。そういった意味では、「うちの子はまだ、英検は早いかな」と思っている親御さんであっても、子どもに英検を挑戦してもらうことの意義は大きいのではないかと思います。

もう1つ付け加えるならば、早いうちに英検を取っておくと、子どもの自信にもなります。「自分は英語ができる」という意識を持つことができて、その後の英語学習でも、抵抗感がなく勉強することができます。

英語以外の勉強でも、プラスに作用

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例えば、私たちが支援させていただいたご家庭の中では、こんな事例がありました。

「子どもが、はじめは英語の勉強なんて、嫌だと言っていたのに、英検の勉強を始めたことで、英語が楽しくなっていったようです。英検3級を取ったら、『自分は英語を使って将来働くんだ』と言うようになって、今では英字新聞を読んでいます」

この事例と似たようなことをお話ししてくださるご家庭は、多くいらっしゃいます。さらには、英検を勉強することで、英語以外の勉強においても、プラスの作用が働いたという家庭もあったようです。

こうした話を聞くと、英検を取ることは、その後の人生におけるさまざまなチャレンジにもつながるように感じます。

いかがでしょうか? 親御さんたちにはぜひ、早いうちから子どもを英検に挑戦させてあげてほしいと思います。

孫 辰洋 リザプロ代表取締役/日本ITビジネスカレッジ理事

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そん たつひろ / Tatsuhiro Son

2000年生まれ。茨城県の高校から総合型選抜で早稲田大学政治経済学部を初めとした4学部に合格、中国の清華大学にも合格。受験時に周りに経験者がいないことや、都心部に総合型選抜の情報が集中しているのを痛感し、大学1年生時からオンラインでAO推薦コンシェルジュを提供し始め、2020年にリザプロ株式会社を設立。累計2000家庭以上の総合型選抜による大学合格を支援、また実際の指導経験を活かしAbema primeにAO推薦のプロとして出演。『英検®完全攻略ガイド』、『3ヶ月で英検®準1級を合格する』(幻冬舎)、『推薦入試の教科書』(星海社)の監修を務める。

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