高2で自宅が火事に、「悟った」運命の切り拓き方 「いまある状況」「いまの自分」をどう見るか
“モヤモヤ”の原因だと思われる要素を、ひとつひとつ洗い出してみるのです。そうすれば原因は必ず見つかりますから、あとはそれを翌日やそれ以降にクリアにするだけ。
それに、そこまで考えて納得できれば、そのうち自然と眠たくなってきます。だから、そのまま眠って翌朝目を覚ませば、そのときには「昨晩考えたことを、これから形にしよう」と多少なりとも前向きな気分になれるはずなのです。
「いま足りないもの」を探す
モヤモヤとした感情が心のどこかにわだかまっているとしたら、それは自分が求めているなにかが足りないからかもしれません。だとすれば、その“足りないなにか〞を手に入れられれば、少なくともその時点でのモヤモヤは解消できるわけです。
もし、なにか欲しいもの、手に入れたいものがあって、でも手に入れることができず、「○○が欲しいけれど、手に入れられないからモヤモヤしている」というような状況にあるのなら、方法はいたってシンプル。一生懸命働いてお金を貯めるなどして、なんとか○○を手に入れられる状況をつくればいいわけです。
物質的なものではない、たとえば仕事などについての「あの結果にたどりつきたい」というような思いにしてもそう。たどりつきたいのであれば、それなりの努力をして、たどりつけばいいのです。
いたって当たり前のことですが、実際のところ、それができていない方も少なくないはず。
なぜならそういう方は多くの場合、やる前から「どうせ無理でしょ」などとあきらめてしまうからです。いわば、抗っていないのです。だとしたら、やってみたほうがいいに決まっているじゃないですか。
もちろん、どれだけ努力したからといって、結果が保証されているわけではありません。「必ず手に入れられる」とは誰にも断言できませんし、時には失敗に終わることもあるからです。
いや、現実的には「努力したから手に入れられた」ということより、「努力したけどダメだった」ということのほうが多いかもしれません。
しかし「乗り越えた」ことが事実であるなら、そのときには○○とは別の、大切ななにかを手に入れているはずです。
じつは、もともと欲しかった○○よりも、そちらのほうが人間形成という意味では大きかったりもします。もちろん、欲しかったものが手に入れば、それに越したことはありませんけどね。
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