高2で自宅が火事に、「悟った」運命の切り拓き方 「いまある状況」「いまの自分」をどう見るか

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でも、実際のところ「しょーがねー」のです。起きてしまった事実である以上、それを悲しんだり悔やんだり憂いたりしたところで、なんの意味もありません。

重要なのは、「いまある状況」をいろんな角度から見てみることなのではないでしょうか。ひとつの角度からしか見なかったとしたら、見えるものは限られてきます。その角度から見えたものがネガティブなものだったとしたら、それはネガティブなこととしか映らない。

けれども、Aという地点からはネガティブに見えるものも、B地点やC地点からはまた違って見えるかもしれない。そして、そんなところになにかしらのヒントが隠れている可能性も大きいのです。

そしてそれは、どんなことにもいえることなのだと思います。

逆にいえば、ひとつの角度からだけ見て、そこから見えることだけがすべてだと決めつけてしまうと、そこで可能性は終わってしまうのです。それは単に“ひとつの側面”にすぎないのに。

「いまの自分」を客観的に判断する

起きてしまったことを修正できないのだとしたら、そこからするべきは、「これからどう進むべきか」を考えること。そして重要なポイントは、「それが起きてしまったからといって、すべての可能性が閉ざされたわけではない」ということです。

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