成功者の参拝での祈り方には2パターンあった 強運を呼ぶ込むために大切なある共通点

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「毎月1日に必ず神社参拝をするようになってから、大きく変わりました!」

ある営業パーソンの報告ですが、営業の技術に磨きをかけられて、今では年商5億円を超える会社を経営されています。

この毎月1日の参拝は「おついたち参り」といって、多忙なビジネスパーソンでもひそかに習慣にしている方達がいます。

なぜ1日なのでしょう?

多くの神社では「月次祭(つきなみさい)」といって、毎月1日と15日に、安泰や繁栄などを願う月ごとのお祭りを実施しています。特に1日は、無事に過ごせた先月への感謝と、新しい月の無事を祈るのに、ちょうどいい区切りの日です。

ちなみに古代から中世におこなわれた元々の月次祭は、大臣以下が参加する国家祭祀で、年に2回、陰暦の6月と12月の11日におこなわれました。伊勢神宮をはじめとする朝廷に選ばれた主要な神社が国家安泰と天皇の長寿を祈ったとされます。

「だったら、1日じゃなくても11日でも15日でもいいんじゃないか?」と思われる方がいたら、それでもいいと思います。月末に参拝する方もいます。

大事なポイントは日にちよりも定期的かつ継続的な参拝です。定期的かつ継続的な参拝には、ある程度の自己コントロール能力が必要で、この能力を向上させる訓練の場にもなります。真のポイントはこの自己コントロール能力向上にあるので、日にちは1日でも他の日でも、いつでもよいのです。

ただ、一度始めたら、長く継続させてください。やめてもバチは当たりませんが、筋トレのようなもので、トレーニングをやめたらすぐ能力も落ちます。

神様と私たちは「お互いに与え合う」

「神は人の敬(うやまひ)に依りて威を増し、人は神の徳に依りて運を添ふ」武士の政権で最初の法律「御成敗式目」の第1条です。鎌倉幕府が制定した武家政権の憲法で最初に書かれたのが「神様を敬う精神」でした。

「力こそ正義」のような武士ですが、武士の政権「鎌倉幕府」をつくった初代将軍・源頼朝公は神仏への崇敬の念が深く、その影響のようです。

頼朝公は、戦争に負けて罪人に落とされたどん底から、日本の天下人に上り詰めた大成功者。その頼朝公の神仏への祈り方は、参考になるでしょう。

冒頭の文は、神様は我々が敬うほどに力を増し、強力になった神様のはたらきで、我々の運もよくなること。神様と我々はお互いに与え合う「互恵関係」にあるという頼朝公の気づきです。だから、神社を修理し、お供え物をして、お祭りを盛んにすることはとても大切で、そうすることで人々もより幸せになると、御成敗式目の第1条に記されています。

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