マンション内見「急いで・たくさん」の落とし穴 内見の前にやっておいたほうがいいことがある

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条件を洗い出す際には、次の項目を基準に考えてみましょう(*外部配信先では以下の図が表示されない場合があります。その場合は本サイトでご覧ください)

マンション内見前に確認しておきたいこと
(出所:『マンションバブル41の落とし穴』を参考に東洋経済作成))

最初に「そもそも何のために今買うのか」を、改めて自らに問い直してみてください。「周りで家を買う人が増えてきたから、なんとなく」というように目的が曖昧なうちは、家を買うベストなタイミングとは言えません。

はっきりした目的ができるまでは、購入に向けて動き出すのを見送ったほうがいいかもしれません。

予算は最初にはっきり決めておく

希望エリアは「会社に近い」「駅に近い」「急行が停まる駅から徒歩10分以内」「子どもを○○小学校に通わせたいので、その学区に含まれるエリア」など、人によって色々あるはずです。思いつく限りすべての希望を、紙に書き出すなどしてまとめてみましょう。

希望物件の種別とは、まず戸建住宅かマンションか。マンションのなかにも、最新式のタワマンから規模の小さい中古マンションまで、さまざまな種類があります。

「2LDKは最低限必要で、子ども部屋は将来的に壁で仕切って2部屋にできるとベター」「広い南向きのリビング希望」など、広さや間取りの希望も明確にしておきましょう。

築年数は、新築がいいのか、中古がいいのか。中古の場合、どのくらいの古さまで許容できるか考えてみてください。

予算は、家探しを始める最初の段階からはっきりさせておくべきです。世帯年収をもとに、無理なく買える金額に設定しましょう。物件を見に行って予算を引き上げてしまう人がよくいますが、最初に設定した金額を気軽に変えるのはご法度です。

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