「電話が苦手な人」に教えたい"AIが応答"の便利術 知らない相手からの"応答"にもうってつけ

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グーグルの電話アプリは、自動的に企業名などと電話番号のデータベースを参照しており、発信時や着信時に、電話番号ではなく、その名称を表示することがある。Pixelに搭載されている電話アプリはもちろん、Android標準の電話アプリを搭載している他メーカーの端末でも、この機能に対応している。会社や店舗などの電話番号を、わざわざ電話帳に登録しておく必要がなく、便利だ。

迷惑電話を識別するアプリ

逆に、相手からかかってきたときにも、電話番号ではなく、企業や店舗の名称が表示されるため、電話に出るかどうかの判断がしやすい。親しい間柄の友達や、会社の同僚などとの通話はLINEなどのアプリが多くなっているが、逆に言えば、電話をかけたり受けたりするのは、店舗などの代表番号が中心になりつつある。次に電話する機会がなさそうなので、電話帳に登録しておくのは面倒という場合でも、この機能があればその必要がなくなる。

企業名、店舗名などが表示されるかどうかは、「電話」アプリの設定で確認することが可能だ。アプリを開いたら、右上の設定メニューをタップして、「設定」を選択。「発着信情報/迷惑電話」をタップし、「発信者番号とスパムの番号を表示」が有効になっていることを確認しよう。オフになっていた場合には、オンにしておくようにしたい。

android
設定で「発着信情報/迷惑電話」をオンにしておくと、電話帳に登録していない店舗や企業に電話したときや、電話がかかってきたときに、自動でその名前を表示するようになる(筆者撮影)

この機能には、迷惑電話の疑いがある番号から電話がかかってきたときに、それを表示する役割もある。かかってきた電話番号を迷惑電話としてデータベースに登録したいときには、着信履歴を開いて設定メニューで「迷惑電話として報告」をタップすればいい。ただし、すべてのAndroidスマホにこの機能があるわけではない点には注意が必要だ。

このようなときには、アプリを使う方法もある。代表的なのが、迷惑電話を識別する「Whoscall」というアプリ。迷惑電話を識別するには月額350円か年額3000円のプレミアムプランに入る必要があるが、電話番号の識別や迷惑電話のブロックなど、多彩な機能が用意されている。端末側にこうした機能が実装されていないときには、アプリを探してみてもいいだろう。

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石野 純也 ケータイジャーナリスト

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いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

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