ここでいう2列目ベンチシートとは3人乗車(2列目シート乗車定員)が可能な仕様で、2列目キャプテンシートは2人乗車(2列目シート乗車定員)の仕様だ。現行モデルと同じなのは、フリード クロスターに6人乗り・3列シート車と、5人乗り・2列シート車の両方を設定していることだ。また、7人乗り・3列シート車は、現行モデルのフリードと同様、後継モデルのフリード エアーでもFF車のみの設定となる。
![2列目ベンチシート仕様の車内](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/b/1/570/img_b19f21959930173df0c653897525c705361987.jpg)
![2列めキャプテンシート仕様の車内](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/2/2/570/img_22c2b94135863db7c501a2dab387261e337612.jpg)
ただし、現行のフリード+に該当する5人乗り・2列シート車は、フリード エアーに設定がなく、フリード クロスター専用となる。そのため、2列シート車を希望する場合は、必然的にフリード クロスターを選択することになる。ほかにも福祉車両では、現行モデルにはフリード+に車いす仕様車、フリードには助手席リフトアップシートやサイドリフトアップを用意しているが、新型ではフリード クロスターのみに、スロープ車とリフトアップシート車を設定するラインナップへ変わっている。
パワートレインについて
ちなみに、各タイプに搭載するパワートレインの詳細は、現時点で公表されていない。ただし、現行モデルと同様に、ガソリン車とハイブリッド車の両方を設定するようだ。とくに注目なのはハイブリッド車のシステムで、現行モデルが1モーター式の「スポーツハイブリッドi-DCD」なのに対し、新型は前述のとおり、2モーター式の「e:HEV」に変更される。
e:HEVは、走行用と充電用のモーター2基とエンジンを組み合わせたホンダ最新のハイブリッド機構だ。発進や市街地の低速走行時などはモーターのみ、加速時などではエンジンで発電しモーターで走行、高速道路などでは主にエンジンの駆動力を使うというのがこのシステム。これら各モードを状況に応じて使いわけることで、優れた燃費性能とスムーズな走りを両立する。こうした最新システムにより、新型フリードのハイブリッド車がどんな走りを味わえるのか、今から気になるところだ。
新型フリードのサイズについて
![新型フリード エアーのサイドビュー](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/570/img_3cac0106db0f1a1984b6047b41294139210986.jpg)
![新型フリード クロスターのサイドビュー](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/e/c/570/img_eca18d769dc05846c986d89266fedccb232083.jpg)
新型フリードは、ボディサイズも若干ながら変更されている。まず、全長は3列シート車・2列シート車ともに4310mm。現行モデルの3列シート車(フリード)は全長4265mmだから、新型は+45mmの延長になる。2列シート車の現行モデル(フリード+)は、FF車で全長4295mmだから+15mm、4WD車は全長4265mmだから+45mm伸びている。
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