タレント「山崎怜奈」慶応大学を志望した深い理由 なぜ大学を目指したのか?インタビュー前編

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西岡:多くの人が、「合格しやすいかどうか」で直線的に考えがちです。ですが、どの大学にもそれぞれのよさがあり、入試問題の質も全然違います。

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ですから本来は、「自分がどれくらい行きたいのか」で考えるべきなんですよね。山崎さんの考え方はとても素晴らしいと思います。ちなみに、どうして慶応の環境情報学部に行きたかったんですか?

山崎:高校時代に、その当時環境情報学部にいらっしゃった水野大二郎先生の著書を読んで、水野先生が環境情報学部で教鞭をとっていたので、興味を持ちました。環境情報学部について調べてみると、水野先生だけではなく、ほかにも面白そうな授業をしている先生たちがたくさんいらっしゃったので、「こういうところで学んでみたい」と考えるようになりました。

大学で学んだことは今につながっている

西岡:本から興味を抱くようになったのですね。僕は仕事で受験指導をしているのですが、志望校に合格している生徒たちは、やはり「この大学でこの先生の話が聞きたい」という部分が明確な子が多いです。僕自身はその学部で学びたい明確な理由があるほうが、モチベーションにつながり、合格を掴みやすいと分析しています。実際、通ってみていかがでしたか?

山崎:幅広い分野の勉強ができる学部で、さまざまな業界の話を聞くことができました。また、ライティング技術の勉強も履修していました。その当時はエッセイを書きたいとは思っていませんでしたが、その後学んだ技術を活かした活動をしているので、今にもつながっているように感じます。

西岡:最初におっしゃっていたとおり、大学に行った結果として、選択肢が増えたわけですね。

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西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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