ブランク13年「好きな仕事」で再起した彼女の志 50歳前後の"暗黒時代"、ファッションに救われた
私自身も40代後半を振り返ってみて、「自分のことを考えている時間なんて、1日に1分もなかったな」と思います。
インスタライブでもよく言っていることですが、みなさんには自分のことを考える時間を5分でも10分でも作ってほしい。
今の自分のことや、この先こんなことがしたいというような希望について考える時間を意識して作ってほしいなと思います。
おしゃれも「自分のことを見つめる作業」のひとつ。自分のことがわからないと、着飾るという行為はできません。
自分のことを知らないまま、適当に買ってきた服を適当に着ているから、気づくとおかしなことになっているんです。
毎日数分でもいいので、鏡の前に立って、今日の自分はどうだろう、と見つめてみてください。インスタライブではいつも「この30分間だけは自分のことやファッションのことだけを考えましょう」と言っています。
今の自分を知り、時代のトレンドを知ると、「自分のおしゃれはアップデートできないな」とかそういうことにも気づけます。自分の変化を知り、年齢にマッチした似合うものを知って、おしゃれを楽しんでもらいたいと思います。
人生はまだまだ長い
ほとんどの人にとって、おしゃれが生活のメインではないと思います。
だからこそ自分に似合うものがわかっていれば、コーディネートにかかる時間も短縮。服に迷う時間をなくして、あまった時間を本当にやりたいことに費やせるようになれると本望ですよね。
あとは服装が決まれば自信につながります。人から褒められることが少なくなってくる年代なので、「その服ステキね」とひと言言われるだけでもうれしい気持ちになるのではないでしょうか。
外見が変わることは、その人自身に与える影響も大きい。
外見が変わって自分に自信がついたらその先に見える新しい何かにチャレンジできるかもしれない。
そうやって人生の後半戦をより良いものにしてもらいたいですね。人生まだまだ長いので。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら