食べながら周囲を眺める。授業や部活が終わってから、あるいはゲームセンターやカラオケで一通り遊んでから来たのだろうか、徐々に学生が増えてきた。
そして、食事をして、食べ終わった後も楽しそうに話し続ける、長っ尻の学生が多い。そう、そのシームレスな楽しみ方もフードコートならではの風景といえる。
瞬く間に3つの姿を見せる、だからフードコートはやめられない
時刻は17時を過ぎたが、幸いにもこの日の席の埋まりは6~7割ほど。テーブル席もちょこちょこ空いている。
ということで、筆者もちょっと長居してみよう。そうなると、さっきまでは腹ペコだったこともあり、何を食べようか迷う「魅惑のレストラン」だったフードコートが、一気にコワーキングスペースにも思えてくる。
ドトールがあることで、Wi-Fiを使えるのがかなり良い。給水所があるので水は無限に飲めるし、ドトールのコーヒーをベースにしながら、小腹が空いたらミスドも、「サーティワンアイスクリーム」もある。
フードコートをさながらオフィスにして、いま筆者はアイスコーヒーを飲みながらこの原稿を書いている。レストランから喫茶店、さらにコワーキングスペースへ。わずか数十分の間に「3つの姿」を見せてくれる、やはりフードコートは摩訶不思議である。
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