溝口マルイ「フードコート」で味わう無限の可能性 今こそ考えよう、フードコートの魅力と楽しみ方

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アーケードの入り口を入ると、居酒屋が立ち並ぶ(筆者撮影)

線路沿いに居酒屋が連なり、夕方前にもかかわらず客足もそこそこ。どこに入ろうか物色する人と、奥の住宅地へ足早に通り過ぎようとする人のコントラストが面白い。古めかしい印象とは裏腹に、意外にも新陳代謝が機能しているようで、新規オープンすると思われる店もあった。

フードコート激戦区? 異例の「1施設2フードコート」

さて、本題のフードコートへと(徐々に)話を進めていこう。実はここ溝口は「フードコート激戦区」である。激戦区といっても2つしかないのだが、驚くべきはその2つが同一施設にあるということ。そしてその施設こそが、北口にあるノクティ2≒マルイファミリー溝口だ。

北口にはノクティ1・2があり、2はほとんどマルイ(筆者撮影)

丸井グループの決算資料によると、2023年3月末時点のマルイの店舗数は22店舗。そのうち、マルイファミリーは3店舗で、オープンが古い順に溝口、志木、海老名というラインアップになっている。立地から考えて郊外店舗であり、その分売り場面積も広いことから、2023年3月期の小売り取扱高はECも含めたグループ内ランキングで4位と、それなりに上位に位置している。

そんなマルイファミリーにあるフードコートが2階の「HARA8(はらっぱ)」と、1階の「FIND WOOD FOOD COURT」だ。

2つの施設に、これでもかとばかりに飲食店がギッシリと入居している(筆者撮影)
フードコートらしからぬ? ラインアップのはらっぱ。細かい話だが1階がノクティの運営、2階がマルイの運営のようだ(筆者撮影)
次ページ今回は1階のフードコートへ
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