無添加、オーガニックにこだわると健康害する訳 「ジャンクなものも食べてもいい」と自然食品店の店長

拡大
縮小

なんのために食品添加物を入れるかと言うと、保存性を高めたり、製造⼯程を省略したり、味を調整したり、栄養を補強したり、⾊をつけたりなどの理由があります。

また、何よりのメリットはコストダウンです。たとえば味噌や醤油、加⼯品も、伝統的な素材や方法では時間や材料費がかかり、その分値段が上がってしまいます。

その点、添加物は安価なので、その力を借りて製造法を変えることで商品のコストダウンにつながっているのです。着⾊料や⾹料なども昔は天然の素材が使用されてきましたが、化学合成した添加物に置き換えることで、より簡単に、より安く、より幅広い商品がつくれるようになっているんですね。

言うなれば添加物とは、伝統的な食品を大量⽣産する際に⽣まれる「足りないもの」を補うための補助役だとも言えます。

添加物を複数種類とり続けた場合どうなる?

では、添加物にデメリットはないのでしょうか? 議論が続いているところですが、デメリットがまったくないとは言い切れません。

まず、多くの⼈が心配するのは「身体は大丈夫なの?」ということでしょう。その点、使用されているすべての食品添加物には安全性が認められています。1つひとつの添加物や各種製品については、「これくらいの用量なら⼈体に問題はないですよ」と判断されているのです。

ですが、懸念が残るのは、「日常的に複数の食品添加物をとり続けるとどうなるのか?」といったことは統計的に調べることがむずかしく、不透明な部分があることです。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT