無添加、オーガニックにこだわると健康害する訳 「ジャンクなものも食べてもいい」と自然食品店の店長

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たとえば、食パンに使われているのが保存料1つだけならば、「はい、食べても大丈夫です」と言えるのですが、たいてい添加物は1つではありませんよね。防カビ剤、pH調整剤、⾹料、乳化剤など、さまざまな添加物が入っています。しかも、そのパンの小麦が遺伝子組み換えだったら? その小麦にポストハーベスト農薬が残留している場合は?

添加物にしろ農薬にしろ、1つひとつの成分は問題がないとして、では数種類を重ねて摂取し続けても安全なのか? そこにきちんとした結論は出ていないのが現状です。実際、国内外で食品添加物が、がんや⽣活習慣病の要因の1つだろうと考える専門家や研究者も少なくありません。

塩分、糖分、油分の過剰摂取や味覚障害

また、近年指摘されているのが食品添加物によって塩分や糖分、油分を過剰に摂取してしまう可能性です。たとえば市販されている缶コーヒーには、角砂糖6個分の砂糖が使われているものがあります。ふつうに飲むには甘すぎますが、味や風味が添加物で調整されることで、甘さを感じづらくなるんですね。同じことは塩分や油分などでも言えます。

関連した話で、食品添加物は味覚障害の要因になっているという話もあります。どういうことかというと、ふだん私たちは味を舌の表面にある「味蕾」という小さな器官でキャッチしています。

味蕾がキャッチした甘味、酸味、苦味などは、神経を介して脳の味覚中枢へと伝わって、「甘い」「しょっぱい」といった味を感じるのです。しかしこの味蕾は、亜鉛不足によって代謝が落ちると言われています。つまり、亜鉛不足になると味がわからなくなりやすいのです。

食品添加物の中には、リン酸塩、ポリリン酸、フィチン酸など、亜鉛の吸収を妨げるものがあります。それらがよく使われるインスタント食品やファストフードに偏った食生活は亜鉛不足を招き、味覚障害を起こす可能性があります。

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