仕事を思い通りに進める人が意識している思考法 他者について考え抜くことが成果につながる

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仕事が思い通りに進まない時は考え方を変える必要があるかもしれません(写真:jessie/PIXTA)
「言葉にせずとも相手の考えていることはわかっている」──そう思っていても、実際には相手のことを100%理解するのは至難の業。「わかったつもり」になっていると、いつか足元をすくわれるかもしれません。本稿では、ソフトバンクでマーケターとして活躍し、新著『仕事は1枚の表にまとめなさい。』を上梓した池田昌人氏が、過去に「わかったつもり」を改めることになった出来事を紹介します。

実は予想以上にわかっていない、仕事相手のこと

自分の思い通りに仕事を進めるために期待値と並んで重要なのが、「相手を知る」ということです。ここでいう相手とは、上司はもちろん、同僚やチームメンバー、取引先など、仕事で関わる様々な人のことです。

あなたは周囲の人のことをどれだけ知っていますか? 実は多くの人が、仕事で関わる相手のことを「ほとんど知らない」ままなのではないでしょうか。

私は、企業や自治体でまる1日の研修をさせていただく際には、いつも「1時間」をかけて自己紹介をしています。仕事に関することだけでなく、子どもの頃から学生時代の話、趣味の遍歴など、「私」というものを包み隠さずお話ししています。

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