ビットコインが「こんなに爆上がり」している背景 「使わない」暗号資産を大金で買う人が増えた訳
ドルでも円でも一般的な通貨はものやサービスの価格にひもづいている。つまり、その通貨を使って買い物をする人が大量に存在しているのだ。
しかし、暗号資産を使って買い物をする人はほとんどいない。
明治初期、なぜ「円」は急速に普及したのか
ビットコインが誕生して15年以上も経つのに、決済手段として使われることはかなり限定的だ。一方で、1871年(明治4年)の「新貨条例」で誕生した円は、数年で全国に普及した。
社会の仕組みがわかれば、その理由は判然となる。
小説『きみのお金は誰のため』では、こんな会話がなされている。
私たちが日々目にしている市場の値動きは表面的な現象に過ぎない。
金融市場や投資活動などの仕組みは、社会のため、私たちの生活を豊かにするために存在している。つまり、社会のために活用することができた人に利益がもたらされるようになっている。
もちろん、安く買って高く売れば利益は得られるが、それだと運だけのゲームに変わってしまう。
投資の世界では、社会の仕組みを知ることが、資産を守りさらに増やすためのカギになっている。
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