極小ボールベアリング世界首位のミネベア--就活学生に贈るキラリと光るBtoB企業

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その後、2次面接は工場または東京本部で行うが、この2次面接に大きな特徴がある。2次面接は採用されれば配属されるであろう部署において、その部署の責任者が行う。1次面接と書類選考によって、人事部が学生の適性を判断し、配属候補を決定する。そして、配属候補部署の社員が学生を面接して、職場に必要な人材かどうかを判断するのだ。

2次面接に合わせて工場見学会も実施する。学生としては、上司や先輩になるかもしれない社員と対面することに加えて、働くことになるかもしれない施設の見学をすることになる。

他の企業では、一括採用し、入社した後に配属が決まることが多い。そのため、入社前のイメージや希望と合わずやる気を失ってしまったり、早期に退職してしまうことが少なくない。ミネベアでは、2次面接段階で、入社した場合の仕事内容や職場環境をイメージすることができるので、新入社員と企業の間でミスマッチが起こりにくい。

3次面接は、人事担当役員や部門担当役員が面接官となり、これをクリアすると内定となる。ミネベアは海外進出が進んでいる企業だが、英語の筆記試験はなく、TOEICのスコアの基準も特に設定されていない。

ミネベア採用の流れは下記のとおり。

プレエントリー→Web適性検査を受ける→会社説明会(エントリーシート持参)→
1次面接(人事)→2次面接(工場または東京本部)→最終面接

福利厚生を重視する社風

日本人社員3800人のうち、450人が海外駐在している。大半の社員は20代で海外赴任を経験する。海外出張も数多く経験し、若いうちからグローバルな感覚を身に付ける。中年以上になってから初めて海外赴任をするということはない。

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