東京地方裁判所は株主側の主張を認め、TOB価格から300円増やした2600円が適正だと判断した。伊藤忠側はこれを不服として抗告し、現在も東京高等裁判所で議論が続いている。
大手門による大正製薬HD株のTOBは、発表前の株価に対し5割超を上乗せした価格とした。だが、PBR(株価純資産倍率)で1倍を割っており「安すぎる」と、一部の株主らが異議を唱えていた。
大正製薬HD株を保有するオアシスのセス・フィッシャー最高投資責任者は、「価格を議論した特別委員会に独立性の低い人物が選ばれていることなど、プロセスに大きな問題がある」と主張する。
大正製薬は「多くの株主様はTOBにご応募いただいており、今回の臨時株主総会での議案においても多数の賛同を得ていることから今回のMBOは適正」と東洋経済にコメントした。
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