では、現場からの呼びかけに対応する答え方の例を紹介しよう。
◆「早すぎると感じているようだな。君の考えを聞かせてくれ」
◆「みんなを集めて決定事項をもう一度見直そう」
◆「サプライヤーを見直す必要があるかもしれないな。実績値を示す数字はどれだ?」
◆「ここで待機して様子を見よう。みんなはどう思う?」
◆「よくわからないって顔だね。何が気になったか教えてくれる?」
◆「何が引っかかるか教えてくれないか」
中断のタイミングを事前に決めるのも有効
ここで、中断の必要性に気づいて呼びかける責任が、チームのメンバーからリーダーに移っていることに気づかれただろうか。
では、リーダーが中断の必要性に気づかなかったときはどうなるだろうか?
大丈夫。策はもうひとつある。
人は赤ワークに夢中になる傾向があるので、次の中断のタイミングを事前に決めておくことが予防策となる。
たとえば、「45分のタイマーをセットして休憩を忘れないようにする」という単純なことでもいいし、もっと正式に、プロジェクトを中断する日を2週間おきに設定してもいい。
戦略の再検討を年に一度行う、という具合に、頻度を抑えて中断の機会を組み込むのもひとつの手だ。
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