スマホの中でもっとも注目されている機能の1つが、カメラだ。iPhoneも例外ではなく、最新モデルが登場するたびに、ハードウェア、ソフトウェアともに進化させ、よりきれいな写真を撮れるようになっている。そのカメラで撮った写真を管理する「写真」アプリも、OSがアップデートするたびに新機能が追加されている。アップルが得意とする機械学習を使い、写真管理にとどまらず、さまざまな情報を調べるためのツールとしても活躍する。
同じような写真を「自動的に仕分け」
例えば、撮った写真の文字認識は、その1つだ。元々は英語などに限定されていたが、2022年に配信された「iOS 16」で日本語にも対応している。また、同じくiOS 16では、同じような写真を写真アプリ側が自動的に仕分けしてくれるようになり、それらを1枚だけ残して簡単に削除することが可能になった。この機能を使うと、不要な写真を減らして、ストレージの空きを多くすることが可能になる。
さらに、2023年に配信がスタートした「iOS 17」では、写真アプリの検索機能「ビジュアルルックアップ」が進化。iOS 16でも、花や草木、ランドマークなどの検索はできたが、iOS 17からは料理写真からレシピを探し出すことが可能になっている。写真を撮るだけでなく、管理や活用までできるのがiPhoneの魅力。そんな写真アプリの隠れた機能を、ここで解説していく。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら