iPhone「写真アプリ」意外と知られてない最新機能 「重複写真」を自動判断して削除、レシピ検索も

✎ 1〜 ✎ 139 ✎ 140 ✎ 141 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

DX(デジタル化)が叫ばれている一方で、依然として紙で配られる資料は少なくない。このような資料をもとにネットで調べ物をしようとすると、文字を改めて入力する必要があり、手間がかかる。短い日本語ならいいが、URLのように長いアルファベットの羅列だと、転記時にミスも起こる。このようなときに活躍するのが、iPhoneの写真アプリだ。

テキスト入力を不要にする文字認識機能

写真アプリは、写真内の文字を認識する機能に対応しており、ここから直接、文字列をコピーしたり、検索したりといった操作を行える。処理はすべてiPhone内で完結しているため、検索した情報がネットに流出してしまう心配もない。紙で入手した情報を元に調べ物をしたいときには、いったんiPhoneで写真を撮り、そこから検索するのが手っ取り早い。

利用方法は非常にシンプルで、写真アプリで文字が写った写真を開くだけだ。ブラウザーでサイトを開いているときのように、文字の部分をロングタップするとカーソルが表示される。あとの操作も、ブラウザーで文字を選択するときとほぼ同じ。ドラッグで範囲を指定すると、メニューが表示される。試しに「コピー」をタップし、「メモ」などのアプリにペーストしてみるとわかるが、きちんとテキストとしてそれが貼り付けられる。

写真内の文字列を、サイト閲覧時などと同様に選択できる。このまま、検索などに飛ぶことも可能だ(筆者撮影)

メニューには、「コピー」だけでなく、「調べる」や「翻訳」などのボタンも表示される。「調べる」をタップすると、Siriがお勧めしたサイトが表示されるほか、「Webを検索」をタップしてキーワード検索することも可能だ。

「翻訳」をタップすると、iPhone内蔵の翻訳アプリを使ったウィンドウが画面下から立ち上がり、指定した範囲が外国語で表示される。英語などの外国語を読み取り、日本語にすることも可能だ。手動で打ち直すよりも、時間を大幅に短縮できる。

次ページ手書きの文字も認識できる
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事