塾より効率的!「独学」で成功する人の秘策

独学「最大の欠点」には"火加減"で立ち向かえ

全体の中で自分の位置が分からない、という不安も当然ありましたが、そんなものは定期的に行われる模擬試験を受ければ分かること。もっとも困るのは、「モチベーションの維持」、具体的に言うと「モチベーションを一定レベル以下にしない」ことでした。

仕事にせよ、勉強にせよ、モチベーションというのは、それ自体上下のあるものなので、「ずっと高くし続ける」ことは不可能です。モチベーション維持については以前の記事に「ピタゴラスイッチ化」せよ、と書きましたが、まぁそうはいっても、下がる場面もあります。

重要なのは、「モチベーションが上がらない」ときにも「下げすぎない」こと。つまり、モチベーションの「下支え」こそ、独学の要になります。特にロンリーウルフは、塾や勉強会で鼓舞してくれる人がいないため、モチベーションが下がりやすいのです。

とことんダメ人間になってみよ

私の場合、大きな節目の後にモチベーションが下がる傾向がありました。参考書を一通り全範囲終えたときや、問題集を一通り解き終えたとき、模擬試験が終わったときなどに気が抜けるクセがあったのです。試験勉強は非常に起伏の少ないものなので、端的に言うと、そのタイミングで勉強に「飽きて」しまう。

しかし! 私は長いロンリーウルフ生活の中で、ついにいくつかの秘策を編み出しました。独学のモチベーション維持には、「ダメ人間」作戦、そして「お釜でごはん」作戦が有効です。

まずは一つ目の「ダメ人間」作戦。どうしてもモチベーションが上がらないときは、思い切って休んでしまおう!という身もふたもない作戦ですが、ここで注意していただきたいのは、「短く、思い切り」休むこと。

私の場合、モチベーションが上がらない日は1日中勉強しませんでした。完全オフです。そんな日は、1日中ゲームセンターでメダルゲームをしていたこともありました。まさにダメ人間まっしぐら。恐らく1日で1万円は使っていました。メダル大富豪です(笑)。

ここまでダメになると、ゲームセンターからの帰り道、メダルについた垢で汚れた指を見ながら、「あー俺、何やってんだろ」という感情がむくむくと湧いてくるわけです。すると「あ、やらないとやばい」と危機感が醸成されてくるので、自然と勉強に身が入ります。

ちなみに、1週間など長期にわたり休んでしまうと、ダメ人間モードがメインになってしまいます。これではそのままダークサイドへ落ちてダースベイダーになってしまいますので、要注意です。

ただ休みすぎなければ、正直いって、1日休んだところで試験の結果は変わりません。こうして逆に割り切ることで「危機感を自然と持たせる」ことのほうが、ずっと効果的です。

次ページもう一つは「お釜でごはん」作戦!
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