12人ケガ「犬にかまれる事故」年5000件発生の怖さ 「うちの子は大丈夫」という過信は捨てること

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例えば、茨城県の遵守事項には、犬が脱走しないようにオリ(上下四方が囲まれている・十分な強度を持っている・人に危害を加えられない構造になっている)の中で飼育することや、見やすい場所に特定犬の標識を貼ることなどが明記されています。

茨城県生活衛生課動物愛護担当のX(公式)
茨城県生活衛生課動物愛護担当のX(公式)より

「特定犬」の飼い主は、一般的な小型犬や中型犬よりも高い管理能力や危機意識が求められます。今回の事故でも犬の大きさや犬種の特性、必要な飼育環境を考慮し、脱走しないようにしっかりと飼育管理する必要があったといえるでしょう。

犬の咬傷事故で命を落とす例も

咬傷事故では、咬傷の部位・程度、事故の状態、かんだ犬の犬種・年齢・性格、被害者の性別、年齢などによっては、重大かつ深刻なものになります。一生消えない傷が残ったり、手足の神経を切断することになったり、最悪の場合、命を落としてしまうケースもあります。

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