今どきは改造もカーディーラーで楽しむ時代に シビックやアルヴェルの最新カスタムを調査

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シビック タイプR 無限 グループBのリアビュー
シビック タイプR 無限 グループBのリアビュー(筆者撮影)

シビック タイプRといえば、5ドアハッチバック車の「シビック」をベースに、高性能エンジンや専用の足まわりなどを採用し、スポーティな走りを体感できることが魅力。昔からスポーツカー好きに大きな支持を受けてきたモデルだ。現行モデルでも、エンジンの排気量を1.5Lターボから2.0Lターボに変更し、最高出力もスタンダード車の134kW(182PS)から243kW(330PS)へアップ。専用のホイールやサスペンションなどと相まって、爽快な走りが楽しめるクルマに仕上がっている。

シビック タイプR 無限 グループBは、カーボン製のリアウイングも装着していた
シビック タイプR 無限 グループBは、カーボン製のリアウイングも装着していた(筆者撮影)

そんなシビック タイプRのポテンシャルを、さらにアップできる無限のパーツ群を待ち望むユーザーも多いだろう。シビック タイプRに限らず、スポーツカーの需要は昔ほどではない。だが、確実に「コアなファン層」はいる。そうしたユーザーにとって、レース活動で培った技術力に裏打ちされた無限の製品は、とても魅力的なのだ。

なお、今回発表されたパーツ群のうち、グループAは2024年春に発売予定(上記価格は変更の可能性あり)。2024年秋に発売予定のグループBは価格未定だが、カーボンやチタンといった高価な素材を使うため、グループAよりも高い価格帯となることが予想される。

モデリスタからはアルヴェル用アイテムが登場

REGAL DIGNITYと名付けられたモデリスタのトヨタ「アルファード」
「REGAL DIGNITY(リーガル ディグニティ)」と名付けられたモデリスタのトヨタ「アルファード」(筆者撮影)

一方のモデリスタ。こちらは、トヨタのグループ企業「トヨタカスタマイジング&ディベロップメント」が手掛けるカスタマイズブランドで、1997年の創業から続く老舗。トヨタ直系である強みを活かした品質の高さや、個性的なデザインなどに定評がある。

今回の東京オートサロンにモデリスタは、トヨタの最高級ミニバンで、フルモデルチェンジを受けて2023年6月に発売された新型アルファード/ヴェルファイア用のパーツ装着車を展示した。

次ページアルファード用パーツを装着したデモカーをチェック
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