「2000万円貯めた人」が編み出した成功する仕組み こうすれば貯金が勝手に増えていく!

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テク2:費目別に予算を立て予算達成を目指す

家計簿アプリには予算機能がある。

「この機能はぜひ有効活用すべき。予算を立て、達成させることが、家計簿アプリでお金が貯まるポイント。

費目ごとに予算を入れると“残高はあといくら”など具体的に現状がわかるので、毎月の達成具合がひと目でわかります。ゲーム感覚で楽しく予算達成を目指せるので、ぜひ使ってみていただきたいですね」

さぶさんが予算を決めなければ家計簿の意味がないとまで言い切るほどの重要機能。

「実は私自身、家計簿アプリを使い始めた当初は予算を設けていませんでした。だから、なかなか貯められなかったんです。あといくら、と具体的にわかるので封筒に現金を分けて管理しているのと感覚的に近いかもしれませんね」

コツは暮らしの中の優先順位を明確にすること

予算決めに際し、さぶさんは暮らしの中で大切にしたいものは甘めにしてメリハリをつけているという。

「仕事と子育てで忙しい中で、私の幸せに欠かせないのが外食です。そのため、外食費は家の食費と分けて予算化しました。予算を守るのは基本ルールではありますが、外食費に関しては、多少オーバーしても大目に見るようにしています」

予算にメリハリをつけるためには、どこかで締めることも大切だ。

「トイレットペーパーや歯みがき粉など、日用品ではできるだけ出費を抑えたいんです。だから、日用品費だけは『何が何でも予算を超えないぞ!』と工夫するようになりました。

トイレットペーパーはふるさと納税で、歯みがき粉は株主優待でまかなっています。ウエルシアで使えるTポイントが貯まる“ウエル活”もしていますし、日用品にはほとんどお金を使わずに生活するのが目標です」

家計簿アプリで予算や支出をつけると、自分がお金をかけたいもの、かけたくないものが可視化できる。

「気持ちよく出費できるもの、そうでないものを支出の中で把握して、好きなことにお金を使っていく。それが、この先の人生の幸せにつながっていくと思いますし、お金を貯めることにも直結します」

《費目の大枠の決め方》
・固定費
 住宅ローン、車などのローン、教育費、Wi-Fiやスマホ代を含む通信費、自動車保険など毎月払いの保険料、小遣いなど。
・変動費
 食費、外食費、水道光熱費、日用品費、レジャー費、病院代などの医療費、飲み会やプレゼント代を含む交際費、子ども費など。
・特別費
 ふるさと納税や固定資産税などは税金に。壊れた家電の買い替えや家具の新調など時々かかるお金はその他に分けて記載。
 費目ごとの予算の達成具合がひと目でわかってやる気アップ!
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