「トランプ相手ならバイデン有利」の愚かな発想 米民主党は皮算用にうつつを抜かしている

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2020年の民主党予備選挙でピート・ブティジェッジの上級顧問を務めたリス・スミスは、「今はヘイリーの方が支持を集めているかもしれないが、彼女がとる立場や、共和党の最も不人気な政策を全面的に支持していることを有権者が知れば、支持率は現実的なところまで落ちるだろう」と語る。

民主党は以前にも、どの共和党候補者なら秋の選挙でより負かしやすいかという、原則に現実路線をぶつけるような皮算用を行っている。2022年には一部の民主党員が、本選挙で勝利しやすいという仮定に基づいて、共和党予備選挙でトランプ一派の極右候補を応援した。まさにそのような候補者を、民主主義に危険をもたらす存在として非難していたにもかかわらず、である。

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