実は驚くほど簡単「シュウマイ」家で美味に作る技 最近おいしさが見直されている優れた家庭料理

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テーブルナイフなどを使って18〜20gの肉だねをとり、シュウマイの皮にのせます。左手の親指と人差し指で円形をつくり、そこに押し込むようにしてシュウマイの形にします。

肉だね
肉だねをとるのには割り箸も使いやすいです

加熱すると少し膨らむので、くびれを作っておくと仕上がりがきれいになります。またシュウマイの皮の端が立った状態にすると皮の食感が残り、食べごたえが出ます。

蒸す前のシュウマイ
この作業には慣れが必要ですがむずかしくはありません

蒸し器の底にクッキングシートか白菜などの葉を敷き、シュウマイを並べます。中火で煮立った状態の鍋に蒸し器をセットし、7分蒸せばできあがりです。蒸し器がなければフライパンを使い、同様に葉などを敷いたうえにシュウマイを並べ、水大さじ2〜3ほどをシュウマイにかからないように注ぎ、蓋をして中火で蒸し上げれば大丈夫です。

蒸し器に入れたシュウマイ
蒸し器はどんなものでもかまいません

中国のシュウマイは強めに味付けしてそのまま食べますが、日本のは少し薄味にして、醤油をつけて食べるのが一般的。蒸したてのおいしさが味わえるのが手作りのよさ。餃子よりも包むのがカンタンなのでぜひ挑戦してください。

完成したシュウマイ
みじん切りにした野菜をのせて蒸してもいいでしょう
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樋口 直哉 作家・料理家

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ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

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