セレブ男性とアジア女性のカップルが増える背景 ハリウッド受賞式でパートナーへの愛を語る場面も
ナショナル・ボード・オブ・レビューやゴールデン・グローブ賞などの授賞式、その後のイベントにも、ジアマッティとウォンはカップルとして仲睦まじく登場している。今月14日の放送映画批評家協会賞(Critics Choice Awards)授賞式での受賞スピーチで、ジアマッティは、「私は、美しい恋人クララ・ウォンを愛しています。なぜあなたが私なんかにかまってくれるのか、わかりません」と、世界に向けて彼女への愛を語った。
ジアマッティ(56)とウォンは2016年に始まったテレビドラマ『ビリオンズ』で共演しているが、交際開始がいつだったのかは不明。ウォンについては、年齢がおそらく30代で、妹がいることくらいしかわかっていない。
アジア系のコメディエンヌとしてスターに
そして、映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)や、テレビドラマ『バリー』(2018~2023)などで知られるコメディアンで俳優のビル・ヘイダー(45)。監督、脚本家のマギー・キャリーと離婚した後、アナ・ケンドリック(38)やレイチェル・ビルソン(42)など白人女優と交際した彼の新恋人は、アジア系のコメディエンヌで女優のアリ・ウォン(41)。
ウォンはサンフランシスコ生まれで、母はベトナム系、父は中国系。彼女がエグゼクティブ・プロデューサーも兼任する出演作『BEEF/ビーフ〜逆上〜』(2023)は、昨年Netflixで配信されて大ヒットし、このアワードシーズン、あらゆる賞を制覇している。
ヘイダーが製作、主演、監督を務める『バリー』も同様にあちこちで候補入りしているが、それぞれに違う作品で授賞式に来ていても、ふたりの席は常に隣同士。今シーズンは賞を逃し続けているヘイダーは、授賞式でウォンの名前が呼ばれると自分のことのように感動しては、誇りに満ちた表情で恋人を祝福している。
ウォンもバツイチで、元夫妻の間には娘が2人おり、離婚後も友好な関係を続けて協力しながら子育てをしているようだ。ヘイダーにとっても、ウォンにとっても、異人種交際は初めてと思われる。
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