インドのオンラインショッピングで売れるモノ、中国に次ぐ巨大市場の可能性

 

 

インド人というと英語が使えるイメージがあるが、IAMAIのリポートによれば09年の段階で、英語が利用できる人は9100万人しかいない。

ITのインドと言われるように、アウトソーシング産業が拡大すれば英語話者もパソコンユーザーも、そしてIT産業に携わる中間層も増えるだろう。ただ、非英語サイトの構築普及が遅れているだけに、インドでネットショッピングのビジネスを展開しようと思えば、ここしばらくは中間層をターゲットにネットでアピールするのが現実的だろう。

 しかし、彼らインドのネットユーザーは、非ネットユーザーと異なり、Facebookで情報を交換し、よい商品をネットニュースで知り、価格比較サイトで価格を調べるなど、商品を選別する目は厳しい。

 利用者が少ないからといって手抜きをすると、現在の段階でよい評判が得られないばかりか、これから数年先に同国でネット市場が拡大したときに、口コミでよからぬ評判のもとにもなりかねないだけに、油断は禁物だ。

やまや・たけし
中国内陸部在住のIT専門ライター、中国のIT事情を中心に取材・執筆。著書に『新しい中国人 ネットで団結する若者たち』(ソフトバンク新書)

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