転職したのに給料が上がらない人の残念な傾向 キャリアも年収もアップできる大人の学びとは

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ベイビーステップとは、無理のない「一歩」のこと。簡単に始められてごくわずかな前進を生むような取り組みを、赤ちゃんのよちよち歩きの一歩に例えた表現です。この無理のない「一歩」に短時間だけ取り組んでみましょう。

「本を一冊だけ読んでみる」「1時間のオンラインセミナーを視聴してみる」など、まずは少しずつリスキリングに足を踏み入れてみてください。「思ったよりも面白い・向いているかも」という気づきが得られればしめたもの。このようなきっかけ作りがリスキリング成功への第一歩になります。

失敗パターン② 飽きっぽい

新しいことへの耐性が高すぎると飽きっぽくなります。新しいことを抵抗なくどんどんと受け入れたのはいいものの、結局あまり身につかないというパターンに陥りがちです。

少し齧っただけで何となくわかった気になってしまい、興味が他に移ったりしてやらず仕舞いに……。仕事で使えるレベルに到達する前に学びをやめてしまうのです。

対策:「で、どうする?」とアクションにつなげる

学びをキャリアアップに結びつけるためには、必ずアクションにつなげることが大切です。「参考になった」で学びを終えるのではなく、「で、どうする?」と自分に問いかけて、次のアクションを必ず決めます。

少し実践してみると、うまくいかないことがわかったり、新たな気付きが得られたりするはずです。そこでまた「で、どうする?」と問いかけて次のアクションにつなげていきましょう。

過剰な謙遜はキャリアアップの足を引っ張る

次に、自己評価が低すぎたり、高すぎたりする人の傾向をみてみましょう。

失敗パターン③ インポスター症候群

自己評価が低すぎるとインポスター症候群に陥ってしまいます。インポスター症候群とは、自分が持っている能力や成果を過小評価し、実力不足であると思い込んでしまうことです。特に新しい仕事や環境に移るときに発症することが多いと言われています。

「私には無理。できない」と尻込みしたり、研修やセミナーを延々と受講し続けてしまったりと、自信のない行動が目立つようになります。

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