ワンソース・マルチユース、マルチプラットフォームを軸に新型ハード、オンラインの両面展開に挑む--辻本春弘・カプコン社長

ワンソース・マルチユース、マルチプラットフォームを軸に新型ハード、オンラインの両面展開に挑む--辻本春弘・カプコン社長

6月7日~9日、米国ロサンゼルスにて世界最大のゲーム見本市「E3」が開催された。「モンスターハンター」や「ストリートファイター」などの有力タイトルを持つソフトメーカー「カプコン」は、ソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)のプレスカンファレンスの発表会にサードパーティー(ハードメーカー系以外のソフト会社)として唯一登場するなど、業界内での存在感を示した。会期中、辻本春弘社長は「東洋経済オンライン」のインタビューに応じ、大手ハード3社の積極的な新製品展開などを受け、開発リソースの強化を具体的に進めていく、と語った。

辻本社長との一問一答は以下のとおり。

--E3での各ハードメーカーの発表内容から、業界の今後のトレンドをどう見るか。

(発表順に)マイクロソフトの「キネクト(※1)」への強化、SCEの「PSVita(プレイステーションヴィータ、コードネームはNGP)」、任天堂の「WiiU(ウィー・ユー、現行機Wiiの後継機)」と、各メーカーから有力なハードの戦略が明示されたと感じている。これだけ魅力的なハードが出そろってくると、パッケージ型ゲーム市場の活性につながるだろう。

また、ここ最近伸びを示しているダウンロード型の市場も、引き続き成長するだろう。各ハードメーカーがオンラインを通じたサービスや販売戦略を強化している。スマートフォンの普及につれ、ソーシャルゲーム(※2)も活気づいている。

※1 キネクトは、マイクロソフトの据置型ゲーム機「Xbox360」の周辺機器である、コントローラ不要の体感型ゲームシステム。発売は2010年秋。日本での知名度はまだまだ低いが、北米では年末商戦を制するほどの大ヒットを継続

※2 SNS(交流サイト)上で展開されるオンラインゲーム。ユーザー同士がコミュニケーションをとりながらプレーする点に特徴がある。日本ではディー・エヌ・エーの運営するSNS「Mobage(旧モバゲータウン)」などが有名


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