1つ目は現時点での自分というものが見えていること。つまり自己理解や分析がキチンとできていること、です。
自分は何者で、何ができて、何ができなくて、どんなことが好きで……といった類いのことです。何かを始めるうえで、スタート地点がしっかりとしていること、とも言えます。
2つ目は、自分がどんな生き方をしたいか、を理解している、ということです。
この2つをキチンと把握し、理解していればおのずと自分の将来の夢や目標は見えてくるハズです。
仮にそれらを理解していない、という話であれば、まずはそこから始めたほうがいいのですが、とはいえ、例えば自分自身の生き方について、日々自問自答し、分析し、物事に意味を見いだしたりするクセがないとそんなに簡単にはいきません。
ではどうすればよいのか?
小さな夢や目標を持つようにする
その場合は、まずは小さな夢や目標を日々持つことにして、それを達成するクセをつけるのがよいでしょう。
小さなジャンプができないヒトは、大きなジャンプができないのと一緒です。
身近なことでよいので、今の自分よりも一歩前に進めるような目標を持ってみましょう。
そしてそれを達成したら、さらにその先に進めるような目標を立てて、その達成に邁進する。
そうすることで、少なくとも自分自身の成長につながりますし、なによりも目標を立てて、それを達成する、という経験を積むことができます。
人生とは、日々の経験の積み重ねですから、そういった積み重ねを通じて成長すればよいのです。
そのようにしていくうちに、やがて今の自分よりもスケールの大きな夢を持てるようになるかもしれませんし、小さな積み重ねでいいや、と思うようになるかもしれません。
いずれにせよ、それは自分自身を理解した、ということであり、生き方や生きるうえでの軸を持った、ということですから、それも成長なのです。
少なくともそうやって、自分自身が今の自分よりもどんどん成長していけば、より視野も広がりますから、現時点では見ることも、想像することもできなかった夢や目標を持てるようになるかもしれません。
大きな夢を持つ理由の1つは、自分自身が今よりも大きく成長する、ということでしょう。
目的は成長すること、であり、夢を持つことはその手段である、とも言えます。
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