引きこもりの30代彼が婚活を経て成婚できた要因 申し込みは150人、お見合いまで進んだのは10人

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結婚の素晴らしさ、改めて考えてみます(写真:StudioR310/PIXTA)
近年、婚姻率の低下と未婚率の増加が騒がれている。
一昔前の、「結婚してこそ一人前」といわれていた時代は終焉し、人それぞれの生き方が尊重され、人生の幸せは個人が決める時代となった。そして、SNS上では、結婚することに賛同するよりも、否定的な見方をする記事が多く取り上げられている。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、あえて“結婚の素晴らしさ”をつづりたい。

大失恋からの大逆転劇

9月14日配信の「仲人はミタ」の記事で登場したよういち(32歳、仮名)が、成婚をした(関連記事:引きこもりをやめ婚活にかけた30代男性のその後)。

入会から成婚退会までに要した期間は、約5カ月。記事にも記したが、入会面談にやってきたのは、初めて恋をした女性に失恋をしたからだ。そのときは、「失恋がこんなにつらいものだとは思わなかった」と、この世も終わりという顔をしてうなだれていた。

そして、それまでの人生を聞くと、当時のタイトルにあるように、引きこもっていた時期が8年ほどあった。

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