東京初「赤ちゃんポスト」から1年…医師が見た命の最前線:内密出産や匿名相談で浮かび上がる"孤立する母親のリアル"

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東京初の「赤ちゃんポスト」の取り組みを取材しました(写真:Graphs/PIXTA)*写真はイメージです
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社会福祉法人賛育会(東京都墨田区)が、匿名で新生児を預かる国内2カ所目の“赤ちゃんポスト”設置をはじめとした「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」をスタートさせて、まもなく1年が経つ。
そこで、赤ちゃんポストを設置した理由、内密出産や妊娠相談の実際について取材した(本記事は前編・後編の2回でお届けします。後編はこちら)。

「赤ちゃんを救えた」ことを実感

賛育会病院の“赤ちゃんポスト”である「ベビーバスケット」に、初めて新生児が預けられたときのことを、同院の賀藤均院長はこう振り返る。

「ベビーバスケットに新生児が預けられた合図であるアラームが鳴りました。助産師がすぐに部屋へ向かい、生まれたばかりと思われる赤ちゃんを保護したんです。その瞬間、“1人の命を救うことができた”ことの重みを感じました」

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