「150分」―関西限定の本当の理由
新幹線の車内、後ろからあの匂いがする。551蓬莱(以下、551)の豚まんを誰かが買っている。「いいなあ」と羨みながら、東京駅まで2時間半。そして出張の3日間は、豚まんを食べることはできない。
なぜ、1日17万個豚まんを売り上げ、知名度も全国区なのに、551は関西圏以外に店を出さないのだろうか。
答えは生地にある。551の豚まんの生地はすべて、大阪市浪速区にあるセントラルキッチンで作られている。そこから各店舗にトラックで届けるのだが、「150分以内に届けられる範囲」にしか店を出さないと決めているのだ。
どうして150分なのか。
「150分は、豚まん生地を届けられる時間の限界です」と株式会社蓬莱広報の八田実紀さんは説明する。





















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