「女性たちの貧困」三浦貴大が感じた驚くべき現実 「パパ活はテニス部の活動費のために」のリアル
すれ違っていく人の中にも…
――『東京貧困女子。』で三浦さんが演じたフリーランスの風俗ライター・﨑田祐二は、「女性の貧困」がテーマの連載を執筆します。担当の契約編集者でありシングルマザーの雁矢摩子(趣里さん)とともに、数々の問題に直面していきます。
このドラマ、また原作についてどんなことを感じましたか?
三浦:非常に難しいテーマだと思いました。でも世の中の人が気づきにくいようなことをテーマにするのは、すごく意義があることじゃないかなと感じています。
自分自身知らなかったこと、気づかなかったことがたくさん描かれていて、もしかすると街を歩いていてすれ違っている人、信号待ちで隣に立っている人にも、ドラマに出てくるような貧困と呼ばれる状況にある人たちがいるのかもしれないと思いましたね。
――お芝居をするにあたって意識されたことはありますか?
三浦:なかなか大変なテーマではありますが、正確に伝わるといいなと思いました。あと常々考えているのは、役者の役割ってどこまでなのかなというのはあって。ドラマのインタビューでも伝えたいことはどんなことですか?とたまに聞かれますが、もしかしたら伝えたいことって脚本を作った人たちが持つべきもので、演じる側はそれよりも役になりきったほうが芝居としてはうまくいくのかなと思ったりもするんですよね。
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