「87歳現役医師」が健康のため毎日必ず食べる3品 「30年間風邪知らず」「大病経験なし」驚く食生活

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私の食生活を紹介しましたが「好きなものを好きなように食べているだけではないか」と思われた方もいらっしゃるでしょう。

まさにその通りです。「好きなものを少量食べる」、これぞ私の食養生の基本なのです。

逆に言えば、どんなに健康によくても、嫌いなもの、苦手なものを無理して食べる必要はないと思っています。それが体にいい作用を及ぼすとは思えないからです。

食で一番大事なのは「おいしい」という心のときめき

私の苦手といえば生野菜です。私自身は、生野菜はキリギリスの食べ物だと思っているくらいです(笑)。

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初めてハワイに行ったとき、食事に生の葉っぱが山盛りになった大皿が出てきて、あれでハワイの印象がグッと悪くなったほど、苦手です。

食で一番大事なことは「おいしい」という心のときめきだと思います。

このときめきこそが生命のエネルギーを煮えたぎらせ、明日に向かう力を生み出すのだと私は信じています。

みなさんもどうか楽しく、ときめきを持って日々の食生活を送っていただきたいと思います。

帯津 良一 帯津三敬病院名誉院長

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おびつ りょういち / Ryoichi Obitsu

1936年埼玉県生まれ。東京大学医学部卒業、医学博士。東京大学医学部第三外科に入局し、その後、都立駒込病院外科医長などを経て、1982年埼玉県に帯津三敬病院を設立。2004年池袋に帯津三敬塾クリニックを開設。現在は名誉院長。西洋医学に中医学やホメオパシーなどの代替療法を取り入れ、ホリスティック医学の確立を目指している。
日本ホリスティック医学協会名誉会長、日本ホメオパシー医学会理事長。『達者でポックリ。 』『ポックリ名人。』(共に東洋経済新報社)など著書多数。

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