亀山ブランドの“終焉”、液晶のシャープに迫る危機感
10年末に発売した電子書籍端末「ガラパゴス」も振るわない。当初、今期中に「100万台達成」という強気な販売目標をブチ上げた。だが、大阪にあるヨドバシカメラによれば、1日の販売台数は多くて3台。当初見込んだ量の10分の1以下という。
過去10年、日本の家電業界はシャープの時代だった。2000年代を通じて同業のソニーやパナソニックが一度も過去最高の営業利益を計上できなかった一方、シャープは実に5回も最高益を更新した。しかし、その高成長を支えた液晶が崩れた今、行き先を深い霧が覆っている。
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(西澤佑介 =週刊東洋経済2011年6月18日号)
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