"タモリそっくり芸人"が教える「モノマネ」のコツ 「大事なのは2つ」話題のジョニー志村氏を直撃

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そして、巧みなモノマネの背景には、相手の「癖」を見抜く「観察眼」と「分析思考」がある。ビジネスパーソンにとっても、学びたくなるスキルだ。

「相手の癖」をよく見て、自分に取り入れる

日常生活で、ふと「この人を見習いたい!」と衝動に駆られるとき、憧れの先輩や上司、友人などに近づくには何をするべきか。ジョニーさんに尋ねた。

マネする秘訣は『よく見ること』です。ただ見るのではなく、じっくり『この人は癖がないか?』と観察する。そうすれば、ぼんやりと見ているだけでは気づかない癖が見えてきます。それから、見つけた癖を『いかに自分に取り入れるか』と、考えるのも必要です」

自分の声を客観的に知るべく、スマホの録音機能による“声マネ”の壁打ちも(撮影:尾形文繁)

意識したうえで「観察」して「分析思考」を持つ。

この姿勢は、好印象な相手に近づくために限らず、印象のよくない相手を“反面教師”として、自分の振る舞いを正すのにも使えそうだ。

表情、身ぶり手ぶり、話し方……。声はいつ「どのようなトーン」になるのか、相手との会話で「目線を外すのか」と、実際、タモリさんのモノマネを研究した際には、細かく観察したという。

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