代謝を上げ、無理なくやせる「超お手軽料理」の正体 「レンジで5分」必要な栄養をバランスよく摂れる

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成人女性は、1日に50~60gのたんぱく質量を摂ることが推奨されています。しかし、ダイエットしている方は、とくにたんぱく質が不足しがちなのです。だからこそ、1食で20g以上のたんぱく質が取れるスープレシピを考えました。

そして野菜は、「1日に350g以上食べるように」と、厚生労働省からも推奨されています。生野菜で350g以上の野菜量となると「ものすごい量で食べられない」という声をよく聞きますが、スープにすることでかさを減らし、たくさんの野菜量を食べることができるのです。

抗酸化作用のあるファイトケミカルも摂れる

また、野菜には食物繊維がたくさん含まれているものが多いため、腸内のお掃除効果も期待できます。毎日スッキリしない方は、食物繊維をとって体に溜まった老廃物をデトックスすると腸活につながります。加えて、野菜スープの最もよいポイントとしてファイトケミカルという抗酸化作用のある成分が摂れることも、見逃せない重要ポイントです。

ファイトケミカルとは、植物に含まれる栄養素で、野菜の色素などに含まれているポリフェノールや香り、辛味、ネバネバ成分のこと。このファイトケミカルにある抗酸化作用とは、体の有害な要素を消去してくれるパワーがあるのです。

私たちの体は歳を重ねるごとに、酸化しています。鉄をイメージしていただくとわかりやすいと思うのですが、鉄が酸素とふれて酸化すると、錆びてしまいます。そのような現象が私たちの体の中でも起こっているのです。体内で酸化が進むと、老化や病気の原因につながります。それを予防してくれるのが野菜に含まれるファイトケミカルです。

何より、このファイトケミカルは熱に強い。中には、加熱することでさらに摂取しやすくなるので、調理方法としてもスープは優れています。オリーブオイルと一緒に摂る事で、吸収率も高まるため、油を使うレシピの時はオリーブオイルをおすすめします。

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