私は雑談を「する」のも「される」のも大の苦手です。
「目的」がない会話には、時間だけを奪われている感覚があるからです。もはや、目的のない雑談を仕掛けてくる人のことを時間泥棒だと思っています。
誤解がないようにお伝えすると、雑談に目的が存在している場合は、必要だと思っています。例えば、「場を和ませる」など、アイスブレイクのような目的が存在しているのであれば、する意味はあると思います。
では、具体的に「相手から信頼される」「魅力ある人間だと思われる」ために、どのような4つの要因が必要か紹介していきます。
(相手から好かれるための行動例)
・自己開示して自分のことを知ってもらう
・主体的に相手のことを知る
②同類感:価値観や経験が似ているか
(相手から好かれるための行動例)
・似ているところがないか自ら探す
・多くの経験/機会を共にする
③前のめり感:好意を持たれるとその人に好意を持つ
(相手から好かれるための行動例)
・相手に好意を示し関係構築する
④主人公感:外見が整っているか
(相手から好かれるための行動例)
・魅力的に見せるために自己プロデュースをする
この記事では、対人魅力の要因「①顔馴染み感」を会話術に駆使しながらどのようにすれば獲得できるのかを具体的にお伝えしていきます。
あなたの自己開示、気持ち悪いかも
では早速、「①顔馴染み感」について深掘りしていきましょう。
「顔馴染み感」では「その人のことをどれだけ知っているか」ということが重要になります。つまり、人間関係は、相互関係で成り立っているため、2つに分解して考える必要があります。
それは、1つ目は、「自分自身のことを相手に知ってもらう」必要があるということ、それと同時に2つ目の「相手のことを知る」必要があるということになります。
では、この2つに必要な即効性の高い技術を紹介していきます。
1つ目の「自分自身のことを相手に知ってもらう」ためには、方法は1つしかありません。それは「自己開示」です。自分のことを相手に話す必要があるということです。
ただ、自己開示で気をつけないといけないポイントがあります。それは、自己開示レベルを合わせるということです。
実は、自己開示にはレベルが存在しており、互いの自己開示レベルを合わせなければ相手から「え……? 何この人……」となってしまうことがしばしばあるわけです。
具体的に自己開示レベルが合っていない会話を紹介します。イメージが湧きやすいように職場での自己紹介を例として紹介していきます。
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