具体的に、先ほどの田中さんの自己紹介を例にあげて解説していきます。
田中さんは自己紹介として
と自分の趣味を自己開示して伝えました。
一言加えて「話しかけられる自己紹介」に
この自己紹介は、ターゲットを絞っているとは言えません。
映画が趣味ということを聞いても、相手は「へぇ〜、そうなんだ」と聞き流してしまいます。なぜなら、「映画」を好きか嫌いかと言われれば、人口の過半数がまあ好きなほうだからです。
同様に、「読書」「音楽」「スポーツ」なども同じ状態になってしまいます。
相手から、あなたにわざわざ話しかけてくるためには「②同類感」を獲得していく必要があります。つまり、映画という汎用的な趣味から、さらに少し価値観を自己開示する必要があります。
例えば、「何の映画が好きなのか」や「何の書籍・作者が好きなのか」「どのアーティストが好きなのか」「どのスポーツが好きなのか・やっていたのか」など、自分の価値観を開示することでターゲットが明らかに絞られます。
具体的には、
私と好きな映画が完全に合致する人は、私に話しかけてくる可能性が高まります。もし、合致した人から話しかけられなかったとしても、関係開始の会話がスムーズに行えるはずです。
注意点としては、好きすぎるが故に「『パッチ・アダムス』の笑いが病気に効くことを証明して〇〇のシーンで、〇〇な……」などとしゃべりすぎないことです。自己開示レベルがずれて「怖い……」となってしまう恐れありです。
このように「自分自身のことを相手に知ってもらう」ために、汎用性が高いものではなくターゲットを絞った自己紹介を行ってみてください。
今までの「ただの声が出ているだけの状態」のような自己紹介とは違い、価値観の近い気の合う仲間にブッ刺さること間違いなしです。
ぜひ、活用してみてくださいね!
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