CIA内部告発で命の危機「中東からの脱出」の壮絶 『カンダハル突破せよ』の迫力あるアクション
CIAの内部告発により、イランに潜伏中であることが世間に明らかとなってしまった凄腕のCIAエージェント、トム・ハリス。敵地のど真ん中に取り残された彼を捕獲しようと、イラン革命防衛隊の精鋭集団・コッズ部隊や、パキスタン軍統合情報局(ISI)、タリバン、そして金次第で味方にも敵にもなる武装集団などが、次から次へと襲いかかる。
彼らの襲撃を避け、トムたちが目指すのは400マイル離れたアフガニスタン南部・カンダハルのCIA基地。果たして彼は生きてこの地から脱出することができるのか――。
映画は実体験をベースに大胆に脚色
元CIA・NSA局員のエドワード・スノーデンによる2013年の内部告発・情報漏えい事件と、その同時期にアメリカ国防総省の情報機関である、アメリカ国防情報局(DIA)職員としてアフガニスタンに赴任していたミッチェル・ラフォーチュンの実体験をベースに、手に汗握るサスペンスとアクション、そして人間ドラマを交えて描き出した映画『カンダハル 突破せよ』が10月20日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。
主演は2004年の『オペラ座の怪人』で注目を集め、『300 <スリーハンドレッド>』『エンド・オブ・ホワイトハウス』など数多くのヒット作に出演するジェラルド・バトラー。
彼が演じるのは、MI6(イギリスの諜報機関)から、CIA(アメリカ中央情報局)に出向し、工作員としてイラン国内に潜入していたトム・ハリス。電話回線の工事技師になりすました彼は、イランの核開発施設の破壊工作に成功。大仕事を終え、あとは帰国の便に乗り込むばかりだった。
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